TATERUで面談してきました。 その1~TATERUとその当時の不動産投資業界~

2019/11/03

不動産投資の闇

t f B! P L
不動産投資業界の
話題の企業で面談シリーズ。

スルガ銀行、わひこに続く第三段は、
TATERUです。





TATERU公式サイトより引用



もう、旬は過ぎてしまったかもしれませんが。

スルガ銀行のときもそうなのですが、
個人が特定されることは避けたいため、
多少時間が経ってから
掲載していることをご了承ください。


TATERUとは

まずはTATERUとは
どのような会社かご存知でしょうか。

創業から10年程度で東証一部に上場し、
一時期は、
サッカーの本田圭佑選手を広告に起用、
本社を表参道徒歩圏の新築ビル上層に移転
等々
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。


特に創業の地福岡県では、
福岡市や西京銀行と組んだ事業で
確固たる地位を築いていました。



TATERUのホームページトップには
以下の記載があります。


「ネット」×「リアル」で新しいサービスを。
不動産業界に新たなサービスを生み出します。


実際にやっていたのは、
一言で言うと

「自社プロデュースの建売新築販売(融資付)」

がメインです。


“自社プロデュース”の部分は、
IoTを利用しているとのことで、
先進的なことが満載です。

これで入居者にもオーナーにも
独自性とメリットを与えています。

ぱっと見、
オシャレで先進的で惹かれますよね。

実際、入居率は良かったようです。


TATERUがやらかしたこと

公式サイトには、以下の通り記載されています。

当社従業員が顧客から提供を受けた預金残高データを改ざんし、実際より多く見せて金融機関に提出し、融資審査を通りやすくしていた事実が判明した

参考:TATERU公式サイト「再発防止策について」


預金残高(通帳)改ざん

金融機関の融資審査では、
融資対象の財務状況を確認します。

なんとなく感覚的にわkると思いますが、

預金残高が高い(お金を持っている)

将来のリスク(融資の金利上昇、高額な修繕の発生)への耐性がある
預金を貯めるような生活/事業習慣がある

といった判断がなされるので、
お金を持っている方は融資が受けやすいのです。


そのため、融資を引き出しやすくするために、
預金残高を改ざんして金融機関に提出していた
ということです。


正直なところ、
当時、こんなことやっていた不動産会社は
TATERU以外にもめちゃくちゃ大量にあります。

特に、過去のスルガ銀行のように
行員までぐるになってやるような
審査がザルのような銀行相手には、
不動産投資に取り組んでいる非常に多くの会社が
やっていました。


そして、そういった不動産会社の多くは、
…実は今も普通に営業していたりします。

このサイトでも記載されていますが、
私は、このことの方が大問題だと思うのですが、
残念ながら、
なぜか不動産業界の所管の国土交通省の対応は
緩いです。

それよりも、不動産会社に騙された形で
融資を行った金融機関の方が、
所管の金融庁から厳しい対応を受けています。


TATERUが他の不動産会社と異なる点

さて、その不正を働いていた1社が
TATERUだったわけですが、
不正を働いていた他の不動産会社と
TATERUが異なる点が2つあります。


  1. 一部上場企業であった
  2. 騙した金融機関がスルガ銀行ではなかった


一部上場企業

先ほど、
「不正を働いた不動産会社が今も普通に営業している」
と記載しましたが、
実は、特に激しくやっていた会社は、
世間が不正を騒ぎ始めたときに
そそくさと会社をたたみました。

当時、不動産投資で有名だった会社が
突然数社消えていますので、
調べてみてください。

それらの会社は、
今後営業を続けても
今までのような利益を上げられないと考えたのと、
不正がばれて問題になることから
逃げたのだと思います。


しかし、株式を公開している一部上場では
そんなことは簡単には出来ません。

さらに、上場している会社だからこそ、
不正を行った不動産会社の中でも
TATERUだけが報道等で叩かれたのだと思います。


もちろん、株式を公開していることだけが理由かは分かりませんが、
それでも”逃げた”会社(の経営者や従業員)に比べれば、
自社の不正に真正面から向き合って、
真摯に再発防止に取り組んでいるTATERUの方が
私は評価出来ると思います。

いや、不正自体は良くないんですけどね。


騙したのがスルガ銀行ではなかった

TATERUが主に騙したのは、
山口県に本社を置く地方銀行の
西京銀行でした。

 参考:「TATERU 西京銀行」のGoogle検索結果


当時の私の知識だと、
他の不動産投資会社や
不動産投資に取り組んでいる大家たちから、
西京銀行の融資情報を聞くことは
まったくありませんでした。

私がTATERUと面談したときにも、
TATERUを通せば、
東京在住の私でも西京銀行からの融資を受けられる
といった、
西京銀行との特別な関係を匂わす発言を受けました。


実際に、西京銀行ではTATERU向けの融資案件に取り組んでいました。
ただし、西京銀行では行員による不正はありませんでした。

 参考:西京銀行のニュースリリース


それに対し、スルガ銀行の不正融資総額はなんと1兆円という巨額に上り、
しかも行員の方までが不正に関わっていました。

 参考:日経新聞「スルガ銀、不適切融資1兆円 書類改ざんなど」


銀行としっかりタッグを組めることは、
不動産会社としては最高の勝ちパターンです。
企業家目線で見ると、
そこに持ち込めたTATERUはスゴイと思うんですよね。

だからこそ、不正さえ働かなければ…。




以上がTATERUに関する予備知識になります。
私が面談した内容や
TATERUを購入するとどうなるかについては、
次の記事でご紹介します。

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