これは、不動産投資家の誰もが経験する可能性のあるリスクです。
皆さんにこの経験が生かされることを願います。
私が保有する築古1ルームのある部屋で、家賃滞納が発生し、電話も繋がらなくなったと管理会社から連絡が来ました。
こういうときは
- 夜逃げ
- 室内で死亡
すると、呼び鈴を押しても応答がないこと、部屋の外まで異臭がしないことから恐らく室内で亡くなっていることはないだろうとの報告を受けました。
そして、室内への突入は、後々のトラブルを避けるため警察を伴う必要があるとのことで、このあと交番に行って警察を連れて来て突入するとのことでした。
「室内で死亡」はなさそうとのことで一安心しつつ、警察も登場してしかも今から突入という早い展開に驚きました。
正直、ここからが地獄の始まりでした…。
管理会社が警察と連れ立って、部屋に立ち入ったのですが、私の大家史上最悪のゴミ屋敷になってました…。
まず、玄関は鍵がなかったので、裏に回りました。
すると、ガラスが割れており…
今にも溢れんばかりのゴミ!!
そして、開けると臭いもそれなりです…。
窓を全開にすると、全容が見えてきました。
ロフトまで積み上げられてます!!
その高さ2m近く!!
ゴミの山!!
ゴミの壁!!
…ドン引き。
このあと、なんと保証会社と警察官が、この未開のゴミの地の登頂を目指します!
目的地は、そう玄関。
そこには何があるのか…。
ガンバれ保証会社!
ガンバれお巡りさん!!
そして、私が玄関の外で無事を祈って待っていると、「ガチャ」という鍵が開く音。
そして、開かずの扉が開きます…。
崩れ落ちるゴミ…。
結局ゴミ!
私も崩れ落ちそう…。
なお、保証会社と警察官は無傷の生還!
その勇敢な姿に拍手っ。
玄関側のゴミは雑誌が多かったり、
窓側よりなんか生活感があります。
てか、どんな生活してたんだよ!
玄関開けただけでゴミが崩れ落ちてくるって、毎回玄関開け閉めする度にこのゴミをまた中に閉まって玄関閉めるの結構大変よ?
その時間と、変な技術を他に使え!!
いやー、壮絶。
泣きそう。
このあと、警察官から言われます。
「このゴミの量だと、安否確認が出来ない。
ゴミをなんとかしてくれ。」
おれだってなんとかしたいわ!
まあ、そうですよね。はい。
とりあえずネットで探して、今から来れるところに来てもらいました。
「このゴミ撤去出来ます?」
「いやー、スゴいですね。
一日じゃムリですよ。
全部撤去するには、そうですね
100万円です。」
下の記事へ続く。
夜逃げdeゴミ屋敷 ~解決方法編~
不動産投資では様々なトラブル=運営上のリスクがあります。 私が経験してしまった(したくなかった…)入居者の夜逃げ、そしてゴミ屋敷がどんな状況だったかは、前回の記事でご紹介しました。今回は、この事態を私がどのように解決したのかをご紹介します。...